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神戸市中央区下山手通3-13-9 TEL078(333)1441
Laser Pro )を用いた治療を行っております。 炭酸ガスレーザーは瞬間的に200〜1000℃という高温の熱エネルギーを照射すること により、強い殺菌・消毒効果を持っています。また、波長が10.64μという遠赤外線領域 に近く、浅在性組織への影響のみで組織深部への影響がほとんど無いため安全に使用す ることができます。更にレーザーの生体への刺激には、即効性のある鎮痛・消炎効果、そし て治癒能力の促進等があり、外科手術の他にも様々な用途に使用できます。 出力を調整することにより無麻酔で施行できることから、薬剤等にアレル ギーのある方や全身疾患のある方にも安心して使用できます。 一般的な用途として 1.痛みの軽減(麻酔様効果)、生体作用の活性化 2.口内炎、口角炎の治療 3.歯周病(歯肉炎、歯肉膿瘍など)の治療 4.小帯切除術、歯肉切除術などの切開への応用 5.止血効果(形成後や抜歯後の血止め) 6.知覚過敏症 7.術後の感染予防 8.ホワイトニングやメラニン(歯ぐきの黒ずみやホクロ)除去等の審美歯科への応用 等が列挙できますが、 簡単に述べると、炭酸ガスレーザーの最大の利点は痛みの軽減に対して即効性が あり、更には治癒期間も短くなることが期待できることです。 以下に炭酸ガスレーザーを応用した各種治療法についてご紹介いたします。 ◎虫歯予防 奥歯の溝は複雑で深く入り組んでいるために、食べカスが取れにくくて詰まりやすい為 に、非常に虫歯になりやすいところです。一般的には溝をシーラント材という材料で埋め る方法により虫歯を予防します。 当院ではレーザーとフッ化物を応用して、レーザーによる熱エネルギーによる溝の滅菌 と、フッ化物の熱反応による歯質強化を行い、更にシーラント材による溝埋めを行う方法 を推奨しています。 ◎虫歯治療(歯髄温存療法) 虫歯になった部分を可及的に取り除き、レーザーによる熱エネルギーで滅菌処理を行っ た後、薬剤で神経を保護することにより、神経を抜かずに歯を保存する処置を行っていま す。 (上記の治療法は、痛みがすでに出ている場合には適用できない可能性が高いです。) 余談ですが、近年虫歯を残して3種類の抗菌剤が配合された薬剤で治すという方法 (3Mix-MP法)が一部でされています。私見として3Mixという薬剤は魅力的で有効性が 考慮される薬剤だと思いますが、虫歯をほとんど削らずらないという点においては大い に疑問を感じます。 この治療法では虫歯を残して薬剤を入れた後、レジン(プラスチック樹脂)等で周囲を覆 いますが、レジン等の材料は虫歯が存在すると基本的に歯との接着能力が著しく落ちま す。これでは時間の経過と共に歯と材料との間に隙間ができてしまい、隙間から再度虫歯 になったり、材料そのものが脱落したりするような事が生じてしまいます。また、深い虫歯 をレジンで治療した場合、痛みが出現されないまま歯髄壊死が起きる事例がたまに見受 けられるので、虫歯を残すことによって隙間が生じてしまえば更にこの危険性が増すこと が予想されます。 では、どうすればよいのでしょうか? 従来より、虫歯を除去する上でこれ以上削ると神経がむき出しになり、抜髄(神経を取る 治療)を避けるために、一部だけ虫歯を残して薬剤を塗布し、3〜6ヵ月後に神経側に2次 象牙質が形成されるのを待って、再度虫歯を除去して神経を残すという方法があります。 もともと3Mixもこの方法で使用される薬剤のうちの1つでした。 ですから通法、または限りなく虫歯を除去した後に3Mixを使用して、その部分を完全に 封鎖できるような治療であれば良いと思うのですが、ほとんど削らないとなると疑問が 生じてしまうのです。 またドックべスト セメントについても上記と同じ理由から当院では取り扱っていません。 (論文的にもエビデンスが認められません。) 歯の治療法というのは100年前より基本的には変わっていないません。それは悪いとこ ろはできるだけ取るということです。このEBMに基づいた標準治療から大いに逸脱する ような処置は、いくら材料的、薬剤的な進歩があろうとも、肯定的な治療法になりうるに は難しいでしょう。 ◎口内炎の治療 口の中や、唇にできる、口内炎や口角炎の痛みは、麻酔なしでも、レーザーを当てて蛋白 変性層を作ることにより、直ちに痛みを和らげ、治癒期間を短くできます。入れ歯が当っ てできる潰瘍に対しても同様の効果があります。 (人によって痛みの感じ方には多少の差はあります。) ◎歯ぐきの黒ずみに対する治療 タバコやお酒といったの刺激物が原因となることが多いのですが、メラニンという色素 により歯ぐきが黒ずんでいる場合があります。これら色素を取り除く方法としてはバーで 歯ぐきの表層を一層削ったり、メスで歯肉を切ったりする外科的手法のほか、フェノール 系の薬剤により歯肉の表層を溶かすといった方法がありますが、いずれにしても術中・術 後に痛みを感じることが多いようです。 これに対してレーザーによる治療法では、術後1〜2日程度少しチクチクする様な感じを 覚える程度で、人によって多少の差はあるものの、ほとんど痛みを感じません。 また、来院回数は増えてしまいますが、術中も無麻酔で施行することができるので、薬 剤に対してアレルギーのある方や全身疾患がある方でも安全に行えます。
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